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マンションリフォームの補助金はどこまで使える?2025年版減税制度や助成金の最新情報も紹介

マンション売却のコツ

辻本 伸幸

筆者 辻本 伸幸

不動産キャリア20年

長期的な視点で物事に取り組むのが得意で、任されたことは最後までやり遂げる責任感を大切にしています。慎重に最適な判断を導くことを心がけており、お客様にも丁寧かつ的確なご提案ができるよう努めています。

中古マンションのリフォームを考えている方の中には、「補助金や助成金がどれほど利用できるのか」「減税制度にはどんなものがあるのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。2025年には、国や自治体が提供するさまざまな補助制度が用意されており、賢く活用すれば費用負担を大きく抑えることが可能です。この記事では、国の制度から自治体の支援、減税のポイントまで、マンションリフォームで利用できる最新の支援策を分かりやすく解説します。あなたのリフォーム計画にぜひお役立てください。

国が提供する2025年のマンションリフォーム向け補助金・助成制度(住宅省エネ2025キャンペーン等)

2025年、国は「住宅省エネ2025キャンペーン」として複数の補助制度を展開し、マンションの専有部リフォームにも対応しています。対象となる代表的な制度は以下の通りです。

制度名対象工事補助内容の概要
先進的窓リノベ2025事業 既存住宅の断熱窓・ドアへの交換(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換) 戸建・集合住宅問わず利用可。補助額は性能やサイズ、建て方により決定、上限200万円/戸。期間は2024年11月22日着手以降、申請は遅くとも2025年12月31日まで。事業者登録が必要です。
給湯省エネ2025事業(住宅省エネキャンペーンの一部) 高効率給湯器の導入(戸別) 補助額は機能や効率によって異なり、13万円〜20万円程度/台。蓄熱暖房機や電気温水器を撤去する場合は加算措置あり。申請受付は2025年3月31日開始、申請期限は2025年12月31日。

これらの制度はいずれも、「住宅省エネ2025キャンペーン」に含まれるもので、先進的窓リノベ2025と給湯省エネ2025事業は併用が可能ですが、同一開口部や機器について重複して補助を受けることはできません。

子育てグリーン住宅支援事業など、国の他のリフォーム向け補助金制度

マンションのリフォームをご検討中の方に向けて、国が実施しているリフォーム向け補助金制度を分かりやすくご紹介します。他社の情報は含めず、自社へのお問い合わせにつながる内容に限定しています。

まず、「子育てグリーン住宅支援事業」では、省エネ改修や断熱改修などを伴うリフォーム工事に対して、補助が受けられます。必須工事(開口部・躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置)を三種類とも行う「Sタイプ」の場合、補助上限は60万円、「Aタイプ」(必須工事2種)の場合は上限40万円となります。付帯工事として子育て対応やバリアフリー改修を行う際も対象となりますが、補助額は工事内容に応じて算出され、必ずしも上限となるとは限りませんのでご注意ください。<表は下記に掲載>

タイプ実施内容補助上限額
Sタイプ必須3種類すべて実施60万円/戸
Aタイプ必須2種類実施40万円/戸

次に、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」という制度では、既存住宅の性能向上を目的としたリフォーム全般が補助対象となります。評価基準型で最大80万円、長期優良住宅(増改築)認定を取得した場合は最大160万円まで支給されます。さらに、三世代同居対応工事、子育て世帯・若者世帯による工事、中古住宅購入後のリフォームなどの条件を満たすと、最大50万円の加算が可能です。その結果、最大210万円まで補助が得られるケースもあります。

タイプ補助上限額加算により最大
評価基準型80万円130万円
認定長期優良住宅型160万円210万円

どちらの制度も、補助金の申請や手続きは制度に登録された施工会社が行います。お客様は契約前に「登録施工会社」であることをご確認いただき、必要な調査(インスペクション)や計画の作成を依頼するだけで申請できます。ご希望があれば、弊社にてご相談・お見積もりを承りますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

:自治体が実施するマンションリフォームのための独自助成制度

国による支援制度に加え、お住まいの自治体が独自に実施するマンションリフォーム向けの補助制度も非常に重要です。自治体ごとの特色を理解し、早めに調べることが補助金活用の第一歩となります。

例えば、東京都では区ごとに異なる趣向の支援があり、「クール・ネット東京 ゼロエミ住宅導入促進事業」では高断熱窓や玄関ドア、ヒートポンプ給湯器などへのリフォームに対し、集合住宅の場合、性能に応じて最大200万円の補助が受けられます。申請前に認証取得と交付決定を受け、順を追って着工する必要があり、申請受付は紙での対応が中心です(例:東京23区)。

また、大阪市では「住宅省エネ改修促進事業」として、窓や外壁・屋根の断熱と高効率給湯器を対象に、省エネ基準を満たせば費用の2/5・上限30万円、ZEH水準を満たせば費用の4/5・上限70万円まで補助されます。こちらはオンライン申請が可能で、先着順による受付です。

このように、自治体によって対象工事や補助額、申請方法・スケジュールは大きく異なります。そのため、ご自身の地域でどのような支援があるかをまず確認することが大切です。自治体公式ウェブサイトやリフォーム関連の検索サイト、窓口での相談が有効です。以下に、自治体独自制度の代表例を表形式でまとめます。

自治体・制度名 主な対象工事 補助内容
東京都(例:ゼロエミ住宅導入促進事業) 高断熱窓・玄関ドア・ヒートポンプ給湯器など 集合住宅:最大200万円(性能に応じて)
大阪市(住宅省エネ改修促進事業) 窓・屋根・外壁断熱、高効率給湯器など 省エネ基準:費用2/5・上限30万円、ZEH水準:費用4/5・上限70万円
その他市区町村(例:寒冷地支援など) 高断熱窓・二重サッシ・断熱材・融雪設備など 自治体により最大80万円程度

最後に、自治体の助成制度は年度ごとに見直される場合が多く、予算が限られているため「予算に達し次第終了する」「先着順受付」のケースも珍しくありません。そのため、早めに情報収集し、リフォーム計画と並行して申請準備を進めることが成功の鍵となります。まずは住まいの自治体の公式ページや窓口で、最新の支援制度を調べてみてください。

マンションリフォームで活用できる減税制度と申請のポイント

マンションのリフォームでは、所得税や固定資産税を軽減するための減税制度を上手に活用できます。代表的なものには「住宅ローン減税」「ローン型減税」「投資型減税」、そして「固定資産税の減額制度」などがあります。以下にそれぞれの制度内容と申請時のポイントを分かりやすくまとめました。

制度名概要主な注意点
住宅ローン減税 返済期間10年以上の住宅ローンを利用して一定規模のリフォームを行った場合、年末ローン残高の0.7%を所得税から控除(最大10年間) 他の所得税減税制度との併用不可。控除しきれない分は住民税からも控除可能(限度あり)
ローン型減税 5年以上(10年未満)のリフォームローン利用者向けに、年末ローン残高の1~2%を控除(5年間、上限あり) 他の減税制度との併用については、有利な制度を選択する必要あり
投資型減税 住宅ローンの有無にかかわらず、省エネ・耐震・バリアフリーなど対象リフォームに対し、工事費の一定割合(10%など)を所得税から控除 控除額には上限があり、種類により異なる(例:バリアフリー20万円、省エネ25万円など)

さらに、リフォーム内容に応じて翌年の固定資産税が減額される制度もあります。主な減額率は以下の通りです。

  • 耐震リフォーム:固定資産税が1/2減額
  • 省エネリフォーム:1/3減額
  • バリアフリーリフォーム:1/3減額
  • 長期優良住宅化リフォーム:2/3減額(※一部資料による)

申請のタイミングや手続きについては、リフォーム完了後、翌年の確定申告期間中に手続きを行う必要があります。特に固定資産税の減額制度は、工事完了後早期に自治体へ申告することが求められる場合があります。これらの手続きは施工会社と申請の分担を相談し、必要書類(例:増改築工事証明書、控除計算書、工事契約書など)を事前に準備すると円滑です 。


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まとめ

マンションリフォームにおいては、国や自治体が提供する多様な補助金や助成制度、さらに減税などの税制優遇策を活用することで、費用負担を大きく軽減できます。近年では、省エネルギー改修や子育て世帯向けの支援、自治体独自の助成など、目的や条件に応じた制度が次々に登場しています。各制度の内容や申請のタイミングには細かな違いがあるため、リフォームを検討する際は、最新の情報を十分に調べ、計画的に進めることが成功のポイントとなります。不明点があれば、当社までお気軽にご相談ください。

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